F-CELL

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F-CELLは、水素ガスと空気中の酸素から電気モーターを駆動する電力を発電し、水蒸気のみを排出するコンパクトな燃料電池システムです。

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技術概要

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メルセデス・ベンツでは、これまで100台以上の燃料電池テスト車両を導入、総走行距離は450万km以上に達しており、世界的にも最大の実績を誇っています。

とりわけ、その先導役を務めるBクラスF-CELLは、メルセデス・ベンツ初の量産燃料電池車となっています。目標は、100%の走りの喜びとゼロエミッションを実現すること。合言葉は"H2O instead of CO2"(CO2の代わりにH2Oを)。

BクラスF-CELLの技術的中核をなすのは、新世代の高性能小型燃料電池システムです。700バールの圧力で車内に水素を貯蔵。これを空気中の酸素と反応させることで発電し、電気モーターを駆動すると同時に、エグゾーストシステムからは有害な排出ガスを含まない純粋な水蒸気のみを排出します。

出力35kW、エネルギー容量1.4kWhのリチウムイオンバッテリーは、ブースト機能と回生ブレーキ機能も持ち併せています。リチウムイオンバッテリーは他のバッテリーに比べて小型で、性能や衝突安全性が高く、充電効率や寿命にも優れているというメリットがあります。また、コールドスタートが可能な最低温度は-25℃と、抜群の性能を備えています。


電気モーターの出力は100kW/136hp。モーター作動の立ち上がりから、290Nmの最大トルクがただちに発生します。これにより、BクラスF-CELLは、ある面においては2リッターガソリンモデルをも凌ぐすぐれた運動性能を実現しました。同時に、排出ガスがなく、燃費はわずか3.3リッター/100km(軽油換算、NEDC)となっています。さらに、航続距離が約400kmと長く、水素補給時間も約3分と短いため、ローカル・ゼロエミッションを保ちながら長距離を走ることもできるのです。

BクラスF-CELLは、高い快適性、包括的な安全性、そして独自のサンドイッチフロア構造によるゆったりした室内空間とラゲッジルームなど、メルセデス車に求められるあらゆる資質を備えています。この構造のメリットは、駆動関連部品がサンドイッチフロア内にあるため、省スペースに貢献するとともに、すぐれた安全性が実現できる点にあります。これにより室内のスペース制約がなくなり、416リットルの積載容量が確保されています。

BクラスF-CELLは、乗用車における燃料電池技術が現時点で高い成熟度を達成していることを見事なまでに示しました。今後、ローカル・ゼロエミッションモビリティを大規模に実現するためには、水素補給ステーションを広範囲で整備することが必要となります。そこで、メルセデス・ベンツでは、行政、電力会社、石油グループと協力し、ドイツのハンブルク、シュツットガルト、米カリフォルニアなどで共同プロジェクトを推進しています。

 

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